282.声のチカラ

今日は6時頃に帰宅。つじはるとハルくんが練習しに来ました。ハルくん、中学校は試験週間でしょ。野球大好きもいいけど、勉強もちゃんとしないとね〜。と、言いつつも、またいつでもおいでよ。


昨日のブログでキャッチャーは声を出しましょう、って書きましたが、同じ出すなら効果的な声を出せるキャッチャーになって欲しい。


そのためには野球を知らないとダメだし、周りをよく見れる選手、試合の流れを感じれる選手にならないとね。


今のタカトではまだまだ遠い道のりだなぁ〜。今は与えられた外野のポジションをこなしながら、勉強しないとね。見るのも勉強、日々勉強。


今から約20年前の話です。私が社会人野球を引退した直後に、友人から草野球チームに誘われました。


その友人の兄貴が新しくチームを作るとのことで、キャッチャーをしてって誘われました。


私は当時20代半ば。肩、肘はボロボロだったけどそれ以外は元気いっぱいでしたから、喜んで引き受けました。


みんなそれぞれ高校、大学、社会人等での野球経験者ばかりでした。私が想像していた草野球とは違い、レベルの高いチームでした。


一番下のクラスのC級から始まりましたが、すぐにB級に上がりました。兵庫県宝塚市でやっていたのですが、当時の宝塚市はA級が1チームしかありませんでした。


社会人の軟式野球部の企業チームの1チームだけで、何年も1強の時代が続いていたみたいです。さすがに、すぐにはその1強を崩すことはできませんでした。


挑戦すること3回目か4回目だったと思いますが。上の大会に続く決勝戦で対戦した時の話です。


6-3でリードして迎えた最終回。四球とエラー2つで満塁のピンチ。うちのチームは明らかに浮き足立っていました。ノーアウトだったと思いますが。嫌なムードが漂っていました。


いつもならタイムをとってマウンドに集まるのですが、その時は違いました。私はホームベース上から叫びました。いつもでかい声なのに、いつも以上の声で叫びました。


『最終回、6-3で天丼が3点リード。このランナーを全員返してもいいから、まずは1つ取ろう』天丼は所属していたチーム名です。


結果、6-3で見事に優勝して阪神大会に出場しました。正直、私の声がみんなに響いたかどうか分かりませんが、結果は0点で抑えました。


私は自分の声で悪い流れを止めたと思っています。自画自賛です。


この声を出した後のバッターが相手チームのキャプテンで、私に向かって『そりゃあ強いわ』って言ったのを今でも覚えています。


声のチカラってすごいんです。言霊パワーですね。


ちなみに、この後の阪神大会では神戸市水道局にボコボコにやられてしまいました。



今日のタカト
夕方:ティーバッティング200球


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