293.子供に教える難しさ
今日は静岡で打合せの後、山梨に移動。道中の温度計が30°になってました。そりゃあ打合せなのに汗かくわ。
久々に見た富士山もすっかり雪化粧が落ちていました。
チョットもやってますが。富士山は雪をかぶってる方がカッコいいと思う。
日曜日のさつき祭り後の打ち上げの時に、監督に相談というか、話がしたかったのですが、今回はそんな雰囲気ではなかったので、また今度の機会にしてみよう。
ここ数ヶ月の間に、ファイヤーズ戦士たちがうちに練習しに来る機会が増えてきました。私としては嬉しい限り。
私はコーチでもなんでもなく、ただのタカトのお父さん。でも、一野球人としては黙っていられません。むしろ、もっといっぱい色んな事を教えてあげたい。
一度にたくさんの事を言っても、小学生には難しいことがたくさんありますから、今はとにかく『強いスイングをして、強い打球を打とう』この1点のみ。
下半身をしっかり使って、強い打球を打つこと。少々のことは言いません。今は振りやすさが一番でいいと思っています。
とにかく強いスイングです。この先、直すのが難しくなりそうなクセは、今のうちに言っていますが。
うちに練習に来たらまずは、こんな話をします。『足と腕どっちが力が強いと思う?』明らかに足の方が強いのですが、手の方が強いと思っている子が結構います。
そんな時は『立つだけなら何時間でもできるけど、逆立ちを何時間でもできるかい?』って聞きます。みんな『できない』って答えます。
これは以前監督とこの話をした時に、監督が言っていたのをパクらせてもらっています。すごく分かりやすいと思って、パクらせてもらってます。
それともう1つ。『強い打球と弱い打球、どっちがヒットになる確率が高いと思う?』って聞くとみんな『強い打球』って答えます。
じゃあ、ヒットを打つには、強い打球を打つには、下半身をしっかり使わないとね。ってことになるよね〜。
みんな、はじめに比べるとスイングが力強くなってきたと思います。でもそれはティーバッティングでの事で、このスイングを試合でできるようになる事が課題です。
タカトもティーバッティングのスイングが、フリーバッティングや試合ではまだまだできていません。タイミングの取り方の問題でしょうかね。今度、試しにシンクロ打法を教えてみようかな。
強い打球と一言で言ってもみんなそれぞれ捉え方が違います。私の場合はピッチャーライナーのイメージで教えていますが、ほとんどの子は『強い打球=ホームラン』なんです。タカトもそうです。ホント、教えるって難しい。
でも、試合になったら転がせっていう指示が出たりします。なかなか『転がす=強いゴロ』にはならないみたいです。どうしても当てにいっちゃう。
ここのギャップについて、今のままの教え方でいいのか、監督とお話がしたかったのですが。
この前の打ち上げは楽しくて、最初から最後まで笑っていたように思います。そこでこんな話をしたら『真面目か』ってツッコまれちゃう。なので、またの機会に。
今日のタカト
夕方:こうちゃん家で練習
素振り150回