465.『うん』で片付けるのか
昨日の夜、タカトに電話しました。昨日の試合、6年生最後の試合を見て何を感じたか。
試合後の監督、コーチ、キャプテンの涙を見て何を思ったか聞いてみました。
タカトはしばらく考えた後に『悔しかった』って。
私は『それだけ?他にはないん?』って聞き返しました。
するとタカトは、さらに考え込んで『うん』って答えました。
タカトは返事に困ると、どんな質問でも『うん』って答えてしまいます。テンパってるのかね〜。
以前も、タカトのやる気のない練習を見て私が怒りました。『もう野球なんかやめてしまえ、分かったか』って怒ったことがあります。
するとタカトは『うん』って答えたんです。辞める気なんて全く無いくせにね。
困ったことがあると『うん』で終わらせようとします。そんなんじゃあダメだぞい。もっと気持ちをぶつけてこいよ〜。自分の言葉で話せるようにならないと。
昨日のタカトの『悔しかった』の言葉の後に聞きたかったのは『うん』ではありません。
何が悔しかったのか。試合に負けたのが悔しかったのか。自分が試合に出られなかったのが悔しかったのか。6年生が引退するのが悔しかったのか。
悔しいの中にも色々あると思います。さらにそれからどうしないといけないのか、これからの練習にどう取り組んでいくのか、前向きな言葉が聞きたかったのですが。
昨日の6送敗退の後に、新しいキャプテン、新しい副キャプテンが決まり、新チームでの練習が始まりました。
今週末の日曜には、早速ですが新人戦があります。剥離骨折で2ヶ月のブランクがあるタカトは、性根を入れて練習しないと、試合なんか出られないぞ〜。
我らがファイヤーズ、今日は午後練習でした。今日も晩にタカトに電話しました。
今日の練習はどうだったのかを聞きました。聞きましたが、なんか気持ちが伝わって来ない。
私とタカトの温度差がハンパない感じでした。実際にプレーするのは私ではなくてタカトですからね。
性根を入れてやろうと、ハッパをかけてやろうと思い、ついつい熱くなって一喝してしまいました。
最近はタカトの自主性を引き出そうと思って、あまり怒らないようにしていたのですが、ついつい熱くなってしまいました。
電話の最後に『今、父が言ったことが分かってないじゃろうが?』って聞いたら、しばらく沈黙があってから『うん』だって。
お〜〜〜〜〜〜〜〜いっ‼︎
今日のタカト
午後練習
夕方:素振り50回