60.教えることは教えられること

合宿の思い出話の続き。

OB戦の後は、この合宿の私にとってのメインイベント。監督・コーチ・6年生チームVSお父さん+若いコーチ1人。

普段のタカトやみーくんに偉そうに教えている私としては、いい所を見せないと。

実は、午前中のグランド整備ですでに体力を消耗していた私。4番キャッチャーで出場です。

野球経験者とはいえ、十数年ぶりの実戦。初回からチャンスで打席が回ってきました。

タカトには、打席に入る前にしっかり準備して、初球からフルスイングできるようにって教えてます。私もその教えの通りしっかりと素振りをして打席に入りました。

準備して入ったんですけど、なんか体がフワフワする感じ。地に足が着いていない感じ。きっと緊張してたのかな。緊張してるのがバレると恥ずかしいので初球から行きました。

作戦成功。その後、こうちゃんのお父さんの2塁打でホームまで帰ろうと全力疾走したんですが、3塁ベースを回ったところで転倒。

周りから見たら、グランドがぬかるんでいて転倒したように見えたと思いますが、実はすでに足はガクガクしてました。単なるカラ回り。

なんとも情けない。日頃の運動不足を実感。

そして2打席目。ピッチャーがブンブンコーチに交代。左のサイドスロー。しかも速い、キレもある。私の野球人生では対戦したことのないタイプ。

この対戦を楽しみにしてました。マジで集中。ゼッタイ打ってやる。結果・・・

芯を喰った打球は、ワンバウンドでブンブンコーチのグラブへ。いい当たりだろうがなんだろうが記録は1ゴロ。

負けました。参りました。真剣勝負をありがとう。楽しい対戦ありがとう。でも悔しい。ホントに悔しい。来年こそは。

しゅんちゃんのホームランで1点差まで追い上げた最終回。ワンアウト一塁で迎えた3打席目。1発出れば逆転の場面。ピッチャーは監督、球は決して速くない。正直、狙ってました。

みーくんが練習に来たらよく言う言葉。
『そんなに肩に力が入ってたらヘッドが走らねえぞ』とか『ホームランはヒットの延長』

これらの言葉が、そっくりそのまま自分に返ってきました。結果は5ゴロ。

監督にしてやられました。見てた人は何をやられたかわかったかな?セットポジションからの長い間合い。私の集中がチョット途切れた途端の投球。
監督、参りました。

結果は親父チームの負け。5対4で負け。ホントに勝てると思っていたから悔しい。でも、楽しかった。

1年に1度の親父の晴れ舞台はイマイチな結果に終わってしまいました。来年は見てろよ〜。負け犬の遠吠えです。

この試合で記憶に残ったのは、しゅんちゃんのホームランとゆうたんの父さんのヘッドスライディング。

ゆうたんの父さんは右中間にいいのを打ったんです。普通なら楽々2塁打。でも、1塁を回ってところで転倒。慌てて1塁へヘッドスライディングで帰塁。

雨でぬかるんでいたため、服は勿論のこと、顔面までも泥だらけ。

まるでバラエティー番組のクイズで、⭕️❌の壁をぶち破り、不正解で泥の中に飛び込んだかのように泥だらけ。笑わせてもらいました。

さすがですセンパイ。



今日のタカト
夕方:(自主練習)
        素振り150回
        塁間ダッシュ10本
        階段ジャンプ1セット