143.1年を振り返って(其の一)
今日から3日間三重に出張です。大晦日まで。31日は早く帰って、タカトとの練習納めをしたいのですが、渋滞してるかなぁ〜。
タカトが昨年の12月にファイヤーズに入団してから1年が過ぎました。私にとっては、あっと言う間の1年でした。タカトにとってはどうだったのだろうか。
43分の1と8分の1では体感速度は全然違うと思うし、充実した1年とそうで無い1年でも体感速度は全然違うと思う。
ちょっとこの1年を振り返ってみることに。
私が独断と偏見で選ぶ今年のタカトの3大ニュース。
1.膝の怪我
2.新人戦の出場
3.キャッチャーの練習を始めた
まずは膝の怪我。怪我と言うよりは半月板の異常が発覚したと言った方が正しいかもしれません。
昨年の暮れにタカトと風呂に入っていると唐突に『おで、レギュラーになりたい』って言い出しました。入団して1ヶ月の小学2年生が突然言い出したんです。
この一言で、『4年生でレギュラーになる』を目標に私との練習を本格的に始めました。幼稚園の頃からキャッチボールや素振りは少し教えてきましたが。
練習を始めた矢先に、膝の異常が発覚。しばらくは運動禁止で、手術をするしないで、私自身モヤモヤした日々が続きました。
今月に入って膝痛が再発。私自身が怪我をしたのならどうってことはないのですが、息子のことになると、何もしてやれない歯がゆさでまたもやモヤモヤ。意外にタカトがケロっとしている事にもモヤモヤ。今はもう吹っ切れてますが。
私は小学6年生の時に骨折しました。野球ができない時がありましたが、ケロっとしてました。タカトと同じです。このモヤモヤは、親になってみないとわからない事だと思います。きっと、当時の私の両親もモヤモヤしてたのではないでしょうか。
次に新人戦の出場。来年のレギュラーを目指すタカトにとっては登竜門の新人戦にスタメン出場することができました。かと言って、来年のレギュラーが約束された訳ではありません。より一層の努力をしないとね。
この目標を設定した時は、4年生でレギュラーになれようが、なれまいがどっちでもいいと思ってたんです。目標に向かって頑張ることが大切だと思ってますから。
もしなれなくても、その悔しさをバネに努力するってことも覚えて欲しい。
次にタカトがキャッチャーの練習を始めたこと。私が現役時代にキャッチャーをしていたからでしょうか、いつの日かタカトもキャッチャーをやりたいって言い出しました。
ノックでキャッチャーに入ったタカトはとても楽しそうで、とてもエロい顔をしていました。『まだ早いよ〜』って、思いましたがタカトの楽しそうな顔を見ると、こっちまで楽しくなってしまいます。
これから先、キャッチャーをするのなら楽しいだけではダメですが、今はそれでいいと思います。
先日の納会で監督と話した時に、『タカトをキャッチャーで育てたらいいですか?』って、聞きました。『いいよ。ダメか?』って、言われました。
ダメなことは一つもありません。私自身が益々熱くなるだけですから。問題があるとすれば、膝の事と、私の仕事でしょうか。
キャッチャーをするには、もっともっと野球を知らなくてはいけません。経験も必要です。私も本腰を入れようと思います。
来年もきっと、駆け足で過ぎていくのでしょう。1日1日を、一瞬一瞬を大切にしたいと思います。
今日のタカト
夕方:自主練習
素振り200回